日本ハム栗山監督「勝ちきる」ルール変更も信念貫く

会場入りする日本ハム栗山監督(撮影・たえ見朱実)

ルールが変わっても、目指す野球は変わらない。日本ハム栗山英樹監督(57)が指揮官としての信念を貫いて頂点を奪い返す。

22日、都内で行われた「12球団監督会議」に出席。今季から変わるルールなどを確認した上で「我々は、ルールの中で命がけでやるしかない。ルール変更があっても勝ちきる。しっかりやります」と気を引き締めた。

昨季から導入されたリクエスト制度は適用範囲が広がる。昨季は積極的に権利をこうした栗山監督だが「1回もリクエストをしなくても、断トツで優勝するのが理想」だという。その真意は「リクエストに引っ張られてはダメだと思う。野球の勝ち負けは、そこではない。本質的に選手たちの力を発揮させて圧倒的に勝つ」ということだ。

支配下登録選手69人、育成選手2人の計71選手の総力を結集しなければ、頂点はつかめない。「選手を輝かせる」と常々、口にしているように、全員の力を目いっぱい引き出して、1つでも多くの勝利を積み重ねる。それが、監督の仕事だと自負している。

1枠増える出場選手登録の有効活用も含め、「どうやって生かしたら一番勝ちやすいのか、もちろん考える」とルール変更には柔軟に対応していく構え。その中で、決してぶれない“選手を輝かせる”という監督としての哲学を基盤に、3年ぶりの日本一奪回へ突き進む。【木下大輔】