中日新助っ人ロメロは優等生!「チーム貢献大事」

来日した中日の新外国人選手ロメロは竜のオブジェの前で活躍を誓う(撮影・前岡正明)

164キロ左腕は優等生! 中日の新外国人投手、エンニー・ロメロ投手(28=ロイヤルズ)が24日、バースデー来日した。

17年に最速164キロを計測。16年に当時日本ハムの大谷(エンゼルス)が記録した日本球界最速165キロ超えにも期待がかかるが、「数字にこだわりはない。チームに貢献することが大事」と強調した。

メジャーでの主戦場は中継ぎ。オフは母国ドミニカ共和国のウインターリーグで主に先発で快投を続けた。中日では先発ローテの軸として開幕投手候補にも挙がっており、「先発のルーティンは合っている」とニヤリだ。

すでに肩は仕上がっており、1軍沖縄・北谷キャンプではいきなり2月3、4日の紅白戦で初登板する可能性もある。「一番大事なのはシーズンだから」としつつも「投げなさいと言われれば投げられるよ」。落ち着いた立ち振る舞いから優良助っ人の予感が漂う。