ソフトバンク奥村が工藤監督前に緊張の持ち球全披露

ブルペンに入った新人たち。左から重田、板東、泉、奥村、甲斐野、杉山(撮影・梅根麻紀)

ソフトバンクのドラフト7位奥村政稔投手(26=三菱日立パワーシステムズ)が28日、福岡・筑後のファーム施設で緊張の“御前投球”を経験した。

新人合同自主トレを初視察した工藤監督の前で、ドラフト1位甲斐野、2位杉山らとともにブルペン入り。いきなり捕手を座らせて39球を投げた。直球にカーブ、スライダー、フォークボール、チェンジアップなど持ち球すべてを投げ込んだ。「球種は全部投げたけども、(踏み出す)左足がうまくいかなかった。あまりアピールにはならなかった」と冷静に分析していた。