矢野監督、虎レギュラーより侍目指せ「基準上げて」

阪神キャンプを訪れ矢野監督(右)と談笑する侍ジャパン稲葉監督(撮影・上田博志)

阪神矢野燿大監督(50)が10日、若手選手にゲキを飛ばした。侍ジャパンの稲葉監督が宜野座キャンプを視察。

侍のコーチ歴もある矢野監督は「日の丸を背負うって、すごいいい経験になるから。今はみんなタイガースのレギュラーって思う部分は多いと思うけど、目標の基準を上げてもらって」と、ハッパを掛けた。稲葉監督には選手の現状などを報告。選手には将来的に国を背負って戦う選手になれとメッセージを送った。

3月の侍ジャパンは3月9、10日の2日間、メキシコ代表との強化マッチを行う。メイングラウンドではメンバー候補に入っている大山、中谷らが登場。岩貞に一邪飛に打ち取られるなど1打数無安打だった大山は「自分はその時に、やれることをやるだけです」と表情を引き締めていた。