阪神矢野燿大監督(50)が12日、“開幕投手”に望月惇志投手(21)を指名した。今季初の対外試合となる14日楽天戦(宜野座)でローテ候補の4年目右腕に先発マウンドを託し、「球の質にこだわってほしいし、それだけのストレートがあるんやから、力である程度ねじ伏せてほしい」と期待した。
課題は明白だ。先発した7日紅白戦では2本塁打を浴びるなど2回7失点。ストレートがシュート回転して甘いコースを捉えられた。80球投じたこの日のブルペンでは、序盤に捕手を本来の位置から約1メートル後方に座らせて投球練習を実施。経験豊富な藤川によるアドバイスによるもので、ベース上に伸びのある直球を次々と通過させた。
見守った矢野監督は「すごくいいボールが多かった。あのボールやったらそんな簡単に打たれることがないというボールを投げていた。それこそいい顔で」と課題を克服しようとする姿勢を評価。望月は「同じことをしても成長しない。相手との勝負を意識しつつ、前回の反省を生かしたい」と表情を引き締めた。【桝井聡】