巨人3月は「中継ぎ強化月間」登板増で方程式確立へ

左上から時計回りに、クック、桜井、鍬原、大江、中川、池田、宮国、田原

巨人が、開幕まで1カ月を切った3月を「中継ぎ強化月間」とすることが2月28日、分かった。

開幕ローテ入りを争う先発投手陣を1軍のオープン戦、2軍の教育リーグに振り分け、オープン戦で「ダブル先発」での調整登板を減らす。中継ぎ投手陣の1軍での登板機会を増やし、理想とする2パターンの勝利の方程式の確立を急ぐ。

救援陣の整備は切迫した課題だ。昨季は救援陣だけで20敗。均衡した試合を落とすことが多かった。今季は守護神候補としてライアン・クック投手(31=マリナーズ)が加入。大江、桜井、鍬原など若手の台頭も著しい。だが、昨季チームトップの49試合に登板した沢村が先発転向。2軍キャンプメンバーの田原、宮国、池田、中川らを含め、経験不足は否めない。29日の広島との開幕戦(マツダ)まで残り17戦で、9回への道筋を固めたい。

一方、先発投手陣の1軍でのアピール機会は限られる。ドラフト1位の高橋優貴投手(22=八戸学院大)は、2日から始まる教育リーグで登板を重ねる。6日西武戦(西武第2)、14日楽天戦(ジャイアンツ)で5~7回を予定。結果次第で21日のオープン戦の西武戦(メットライフ)に登板し、開幕ローテ入りへ“一発勝負”に挑む見込みだ。

春季沖縄キャンプを打ち上げたこの日、原監督はオープン戦期間に「選手たちの意識というものをより高く、より研いだ形で、少しずつ構築して、ペナントレースに向かいたい」と調整と結果の両立を求めた。ベテラン、若手、新加入選手が融合し、5年ぶりのV奪回へ突き進む。