中日岩瀬氏「初めて楽しい気持ちで」安堵の引退登板

引退セレモニーでナインに胴上げされる岩瀬(撮影・前岡正明)

<オープン戦:中日1-3ロッテ>◇2日◇ナゴヤドーム

昨季限りで現役を引退した中日のレジェンド、岩瀬仁紀投手(44)が引退試合としてロッテとのオープン戦で先発した。

先頭の井上と対戦。カウント1-2からの4球目、122キロの宝刀スライダーで空振り三振を奪い、大歓声を浴びた。左翼スタンドのロッテ応援団からも「岩瀬」コールが送られた。

今回の登板に向け、毎年オフを過ごした鳥取県のスポーツジム「ワールドウィング」で4日間調整した。岩瀬は「恥ずかしいピッチングはしたくなかった。形になって良かった。今まで野球をやってきて、初めて楽しい気持ちでマウンドに上がれた」と、安堵(あんど)の表情を見せた。試合後のセレモニーでは「みなさん(解説で)かんでも許してください」と、3万986人のファンから笑いを取る話術も披露した。

岩瀬は20年間の現役生活でいずれも日本球界最多となる1002試合に登板し、407セーブを挙げた。