<球春みやざきベースボールゲームズ:オリックス13-2楽天>◇2日◇宮崎・SOKKENスタジアム
オリックスのドラフト2位、頓宮裕真内野手(22=亜大)が、仰天の対外試合第1号アーチを放った。楽天との練習試合に「6番三塁」で先発。5点リードの7回1死一、二塁の場面で2ボールからの3球目を捉えて3ラン。楽天美馬の内角シュートを打ったものだが、衝撃の事実を試合後、口にした。
「打った時は折れた感触がありましたけど、あんなに飛ぶとは思わなかった」
フルスイングされ、かけらが飛ぶこともなかったバットにはひびが入っていたようだ。しかし打球は左中間スタンドに。西村監督も「バット折りながらうまく打ちました。1軍で投げる投手から打ったことは評価しないといけない」と驚いた。
大学時代まで守っていた捕手目線で配球を読んだ。「シュートがあると聞いていた。一、二塁で併殺をとりたいところだと思うので、インコースかなと。それを狙っていきました」。この日は2回にも左前適時打を放ち、2安打4打点。ここまで春季キャンプで1軍の紅白戦を含め実戦12試合に出場。29打数8安打10打点で2本塁打の活躍に、西村監督は「これだけのものを見せてくれると十分チャンスはある」とうなずく。「どんどんアピールしていきたい」と語る頓宮の勢いが、増すばかりだ。【古財稜明】