ロッテ井上「明らかに狭く感じた」新設ラグーン歓迎

改修を終えたZOZOマリンに新設されたホームランラグーン。外野フェンスが従来より最大4メートル前に出て、最前列の金網フェンスは低くなった(撮影・鎌田良美)

新マリンに主砲がそろった。約1カ月の遠征を終えたロッテが5日、本拠地ZOZOマリンで練習を行った。

改修工事が終わったばかりで、井口監督は「野球が少し変わるかな。ホームランが出る率が高くなるし」。

勝敗に直結しそうなのが、外野フェンスが最大4メートル前に出た新設のホームランラグーン。打ち初めとなったフリー打撃では井上に2発、新外国人のバルガスと、この日1軍に合流したレアードに1発ずつ“ラグーン弾”が出た。

トラックマンのデータでは、昨年ラグーンがあれば井上は11発増の35本塁打を放った計算になる。「打ち上げたら入りそう。明らかに狭く感じた。打者有利」と体感でも違いは大きい。シーズン30発は球団では05年の李承■が最後。レアードは「ホームでスシポーズをして喜んでもらいたい」と張り切り、ともに中軸として期待されるバルガスは「久しく30本が出てないということは、とうとう僕の番」と腕を鳴らした。【鎌田良美】

※■は火ヘンに華