ソフトバンク和田が今月中にも実戦「左肩問題ない」

和田毅(2019年2月27日撮影)

ソフトバンク和田毅投手(38)が早ければ来月初旬にも実戦復帰することになった。19日、福岡・筑後市のファーム施設で練習した和田は「来月中には試合で投げられると思う」と説明。左肩痛のため昨年は1軍登板なし。ベテラン左腕が、復活への「最終章」に入った。

和田は笑顔で話した。「シート打撃で投げて、何もなければ、実戦で2イニングくらいは投げられると思う」。16日にはブルペンで81球を投げ込んだ。3月に入って捕手を座らせ始めたが、ブルペン入りの回数に比例して球数も伸びた。「もう左肩は問題ない」。20日に最終ブルペン入りし、来週中のシート打撃登板を経て、早ければ4月初旬の2軍戦に登板するつもりだ。昨年末から焦る気持ちを抑えつつ、じっくりと復活のプロセスを踏んできただけに「ここまで来たので、しっかりやらないと」と気を引き締めていた。