8番井納、9番桑原?DeNA19年型打線8割確定

西武対DeNA 試合後、選手とタッチを交わすラミレス監督(中央)(撮影・狩俣裕三)

<オープン戦:西武1-6DeNA>◇24日◇メットライフドーム

19年型ベイ打線、80%固まった!? DeNAが投手を8番に置くオーダーで西武との最終戦に快勝。キャンプから試行錯誤を重ねてきた打順が、ようやく確定しそうな気配だ。

8番に投手の井納、9番桑原、1番楠本。昨季本塁打王ソトを2番に配した打線が機能した。5回、先頭桑原が三失で出塁し、続く楠本の二塁打で無死二、三塁。ソトの遊ゴロの間にあっさりと追加点を奪った。ラミレス監督は「今日の80%は開幕と変わらないラインアップ。8番ピッチャーは僕の今までのスタイル。桑原はユーティリティーだし、楠本もよく塁に出る。このオプションはありかな」と満足げにうなずいた。

若手の台頭も心強い。2年目の楠本が、オープン戦首位の打率3割8分8厘をマークし、得点圏打率も7割超え。開幕スタメンをほぼ手中にしたが「オープン戦がいいからシーズンがうまくいく保証はない。逆に不安しかない。もっと練習しないと」と引き締めた。調子を上げてきたリーグ屈指の強力打線で開幕ダッシュを狙う。