大学恩師が評価する阪神木浪の安定感/取材後記

阪神木浪

<取材後記>

阪神担当が独自の視点で取材する企画「虎番リポート」。今回はドラフト3位・木浪聖也内野手(24=ホンダ)のルーツを探りました

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大学時代の木浪の話は、意外なものばかりだった。

規定打席に到達したのは、大学2年秋のリーグ戦だけ。打席でのチャンスもなかなか生かせず、本塁打も0本だった。阪神に入団してからの活躍からは想像ができない。亜大・生田監督はこう話す。「(大学の)リーグ戦は、試合数が10試合から15試合、打席数が約50前後の中で、結果を出そうと思ったら相当厳しいですけど、プロの世界は500打席ある。それでいけば、彼の安定感が一番評価される世界じゃないかなと僕は思う」。

大学時代に成績を残せなくても、プロの世界に進んだ亜大の選手は多い。広島薮田はリーグ戦でわずか1球しか投げておらず、オリックス宮崎は5打席しか立たなかったという。それでも腐らず厳しい練習を続け、体力と技術をつけた4年間が、確かな肥やしになっている。【磯綾乃】