オリックス山本ノーヒッターならずも鮮やか快投

オリックス先発の山本(撮影・上山淳一)

<オリックス-日本ハム>◇3日◇京セラドーム大阪

オリックス山本由伸投手が、で強力ソフトバンク打線相手に9回1安打で無失点の鮮やかな投球をみせた。

17年10月9日ロッテ戦以来、約1年半ぶりの先発登板。150キロ超えの直球と切れ味鋭い変化球で8奪三振。8回途中までノーヒットノーランを続けた。

8回1死二塁から松田宣にこの日初めてのヒットとなる左前打を浴びたが、左翼佐野の本塁への好返球で二塁走者を刺し、無失点に切り抜けた。9回も3者凡退に抑え、100球を投げたところで降板。打線の援護なく、試合は延長戦に突入した。

山本は「今シーズン初先発ということで、昨日から気持ちが昴っていました。四球を2つ出してしまったことは反省点ですが、ここまでしっかりと準備してきたことが試合に出せたと思います。ピンチの場面で野手の方々に助けて頂きながら、9回まで0点で抑えることが出来て良かったです」とコメントした。