DeNA救援陣早くも再編か、パットン配置転換示唆

ヤクルト対DeNA 8回裏ヤクルト1死二、三塁、雄平に同点3点本塁打を許し、降板したパットンは、グラブをベンチでたたきつける(撮影・林敏行)

<ヤクルト5-4DeNA>◇3日◇神宮

DeNAの勝利の方程式に早くも再編の可能性が浮上した。

セットアッパーのスペンサー・パットン投手(31)が2夜連続で救援に失敗した。3点リードの8回から3番手で登板。先頭打者の青木、山田哲に連打を許し、いきなり無死二、三塁。続くバレンティンは空振り三振に抑えたものの、続く雄平に146キロ直球を完璧に捉えられて、同点3ランを右翼席へと運ばれた。2日のヤクルト戦でも1点リードの8回にマウンドに上がり、4失点。ドラフト1位ルーキー上茶谷の白星を消し、敗戦投手となっていた。

ベンチに戻るとグラブをたたきつけて悔しがり、その後はガックリとうなだれた。ラミレス監督は「彼にとってもチームにとってもタフな展開になった。どう対応するか考えたい。(楽な展開で投げさせる?)それも、これから考えたい」とセットアッパーからの配置転換を示唆した。