中日与田監督、福田の先制弾「元気になる」一問一答

中日対広島3回戦 2回裏中日1死、左本塁打を放った福田を迎える与田剛監督(撮影・森本幸一)

<中日3-2広島>◇4日◇ナゴヤドーム

中日の新外国人エンニー・ロメロ投手(28)が初登板初先発し、6回を散発3安打無失点、101球で初勝利を手にした。

最後は守護神鈴木博が2点差に迫られたが逃げ切り、今季初のカード勝ち越し。勝率5割に戻した与田監督の試合後共同記者会見での一問一答は以下の通り。

-ナゴヤドーム2勝目

与田監督 ホッとした。汗びっしょり。

-最後はどんな思い

与田監督 無死二、三塁のピンチから2点取られたが、抑えは鈴木博で今シーズンは臨んだ。任せようという気持ちだったが、ドキドキしていた。

-公式戦初先発のロメロは

与田監督 立ち上がりで力んだ。日本に来て初めて公式戦で投げるから当然。キャンプからオープン戦と取り組んできた走者を置いての投球もうまく対応した。イニングの間でもうまく修正した。

-福田の本塁打で先制

与田監督 広島の岡田も素晴らしい球を投げていた。なかなかチャンスもないような立ち上がりだった。先制の本塁打は、すばらしい飛距離。ベンチが元気になる本塁打だった。何とかこのまま逃げ切りたいという勢いのある本塁打だった。

-6回には京田が本塁打を放ったが何か指示は

与田監督 特に指示はしていない。当てに行くようなスイングもたまにあった。強いスイングもできる。日頃から話をしてきた。素晴らしい本塁打だった。

-6試合を終えた

与田監督 いろいろなことが試合の中で見つかる。勝ちの中からも収穫ある。6試合終えて、これからやっていかないといけないこと、自分の課題もたくさんある。選手とともに戦っていきたい。