楽天銀次が西浦の二盗阻止 初の捕手で急きょ出場

オリックス対楽天 9回裏オリックス無死、銀次(右から2人目)が捕手に(撮影・渦原淳)

<オリックス5-5楽天>◇7日◇京セラドーム大阪

楽天銀次内野手(31)が急きょ捕手として出場した。

3点を追う9回1死から途中出場の捕手足立に代打藤田を送り、藤田が右前打で出塁。ここから打線がつながり、同点に追いついた。

1軍登録の捕手はスタメンの嶋と足立の2人のみ。捕手として入団し、09年秋に内野手に転向した銀次が9回裏から1軍の公式戦で初めてマスクをかぶると、松井とバッテリーを組み、2死一塁、3番吉田正の打席では西浦の二盗を阻止してみせた。

銀次が1軍の試合でマスクをかぶったのは09年3月1日のロッテとのオープン戦のみ。そのシーズンは2軍で捕手として36試合に出場し、秋に内野手に転向している。