秋山293日ぶり甲子園で黒星「期待応えたかった」

阪神対DeNA 6回表DeNA2死一、三塁、秋山は神里(手前)に右中間3点本塁打を浴びる(撮影・上山淳一)

<阪神2-5DeNA>◇11日◇甲子園

今季初登板の阪神先発秋山拓巳投手は6回9安打5失点で黒星を喫した。2回に守備の乱れもあって2失点すると、6回は2死一、三塁から神里に直球を右翼席に運ばれた。

昨年10月に右膝のクリーニング手術。1軍マウンドは昨年8月24日の巨人戦(東京ドーム)以来230日ぶりで、甲子園は同6月22日の広島戦以来293日ぶりだった。「期待に応えたかった。ゼロで抑えたかった」と悔しげな表情を浮かべた。

矢野監督も「慎重によく粘っていってくれたんですけどね。最後、もう1つアウトをね」と6回の場面を振り返り、「頑張ってもらわないとダメな投手。ここから調子を上げてもらいたい」と期待した。