中日堂上が京田に続き満弾 1試合2発は24年ぶり

阪神対中日 8回表中日2死満塁、堂上直倫は左越え満塁本塁打を放つ(撮影・上山淳一)

<阪神2-10中日>◇13日◇甲子園

中日がまた満塁弾で突き放した。6-2の8回、堂上直倫内野手(30)が左腕岩崎から左越えのグラウンドスラムをたたき込んだ。

今季2号に「2ボールだったので直球1本に絞って思い切り打ちました」と胸を張った。

この瞬間、逆転を期待していた阪神ファンが続々と席を立ち、内野席は緑のシートが目立つようになった。

中日は4回にも京田陽太内野手(24)が満塁アーチを放っていた。中日の1試合満塁本塁打2本は3度目。69年9月の広島戦で江藤慎一と江島巧が、95年6月のヤクルト戦でメル・ホールと立浪和義が放っており、24年ぶりだ。