広島床田がプロ初完投 記念球は手術受けた病院へ

DeNA対広島 完投勝利を収めた床田は笑顔でスタンドに手を振る(撮影・河野匠)

<DeNA1-6広島>◇13日◇横浜

広島床田寛樹投手(24)が4安打1失点でプロ初の完投勝利を挙げた。

初回、神里に先頭打者弾を許した後は危なげない内容。8回終了時で116球を投げていたが続投し、今季2勝目を手にした。17年に左肘のトミージョン手術を受け、6日阪神戦で復活星を挙げたばかり。1つ目のウイニングボールは自宅にあり、2つ目は手術を受けた群馬県の病院に送るという。「素直にうれしい」と話した。

佐々岡投手コーチは「7回を終わった時点で完投させようと思った。自信になると思ったが、自分が投げるより緊張した」と話した。