1番から坂本勇人、丸、ビヤヌエバ!原監督新プラン

鹿児島の文字を横目に体を動かす巨人原監督(撮影・垰建太)

巨人原辰徳監督が15日、広島戦のために鹿児島入りし、1番坂本勇、2番丸の新オーダーを組むプランを披露した。

開幕から11試合1番で先発した吉川尚が腰痛のため14日に登録抹消になった。欠場したヤクルト戦は田中俊、吉川大を代役で起用したが「1番がころころ変わっていいのか。風景はそうそう変えてはいけない場所になる気がする」と、新たな手を打つ考えだ。

今季坂本勇は2番、丸は3番で全試合先発してきた。「本人たちも非常に切磋琢磨(せっさたくま)しながらね、近い領域でやっている」と並びは変えない方針。それぞれ打順を前倒しして、3番にビヤヌエバを入れ、4番岡本…と続く打線を組む可能性を示した。

昨季92試合1番で出場した坂本勇は「1番でも2番でも3番でもやることは変わらない。後ろに丸がいるのはありがたいです」と言った。丸2番はキャンプ中からテスト済み。トップバッターについて指揮官は「やっぱりフロントページだよ、大事な」と重視し、最善の策を模索していく。