楽天岸が25日復帰濃厚、監督「まったく問題ない」

入念にキャッチボールを行う楽天岸(撮影・鈴木正章)

単独首位の楽天に、頼もしい右腕が帰ってくる。左太もも裏の違和感で登録抹消中の岸孝之投手が、25日の日本ハム戦(札幌ドーム)で復帰する可能性が高まった。

17日にブルペンで約50球を投じた岸は、18日の投内連係でも軽快な動きを披露。19日はブルペンで100球程度の投げ込みを予定し「意外と動けているので大丈夫。とりあえずもう1回、投げてみてですね」と表情も明るかった。

練習を見守った平石監督は「まったく問題ないね。昨日のブルペンを見ても(登板に)飢えている感じ」と満足げな表情だ。故障明けの状況を考慮し、コンディションの安定したドーム球場での復帰が有力。25日の木曜登板なら、以後中6日で5月2日はヤフオクドーム、同9日は本拠地だが、同16日は東京ドーム、同23日は札幌ドームと続く。岸が「ドーム男」となり、チームをさらに加速させる。