<ヤクルト5-13阪神>◇18日◇神宮
阪神の4番大山悠輔内野手(24)が先制3号3ランを放った。
「ファーストストライクからしっかり強く振ることができたことで、次の甘い球を仕留めることができたと思います。先制のチャンスで打つことができて良かったです」
初回1死一、二塁のチャンスで、ヤクルト先発大下の4球目138キロカットボールをバットに乗せた。高い弾道を描いた打球は左翼席に着弾。先制点を奪った。
17日の試合後には「勝たないと意味がないので。明日、勝てるように頑張ります」と話していたように、17日に続いての2戦連続アーチで左翼席に集った虎党を喜ばせた。
大山のバットは止まらない。3回には2打席連発となる4号ソロを放った。先頭で打席に入ると大下の4球目、真ん中高め142キロカットボールをフルスイング。打球を左翼席に突き刺した。
「前の打席と同じように思い切り振っていきました。先制後に取られた1点を早く取り返したかったので、ホームランですぐに取り返すことができて良かったです」
4番のバットが虎に勢いをもたらしている。