日本ハム、来春1軍キャンプを5年ぶり名護市で実施

19年4月、着々と工事が進む名護市営球場(球団提供)

日本ハムは19日、来年2月1日から約1カ月の日程で行う1軍の春季キャンプを、5年ぶりに沖縄・名護市で実施すると発表した。同市営球場の大規模改修工事のため、16年からの4年間は米アリゾナで1次キャンプを行い、2月中旬から同地の球場周辺施設や沖縄・国頭村で2次キャンプを行っていた。

同球場は、沖縄の本土復帰5周年にあたる77年に開場。日本ハムは他の球団に先駆け、79年から沖縄の同地で一部春季キャンプを実施してきた。老朽化のため17年3月、全面改修工事に着工し、今秋、完了予定。建築面積は従来の約2・2倍で、収容人数は3000人以上増えて7305人となるほか、ロッカールームやウエートルーム、シャワー室や球速表示が可能な電光掲示板も備える。

川村球団社長は「選手たちは、また新鮮な気持ちで練習に打ち込めることと思います。沖縄県北部のランドマークとしてさらに発展していくことを望みます」とコメントした。