日本ハム黒羽根、毎日1時間の壁当て練習が今の基礎

キャッチボールする日本ハム黒羽根(2017年7月16日撮影)

<ジュニア・ベースボール・クリニック>

リニューアルした「ジュニア・ベースボール・クリニック」。毎週、日本ハムの選手やコーチ陣が「先生」となり、野球上達へのアドバイスをしてもらいます。今回アドバイスをしてくれるのは黒羽根利規捕手です。

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小学2年くらいの頃に野球を始めたという黒羽根捕手は小さい頃、こんな練習をしていました。

「毎日壁当てをしていました。学校が終わって、家に帰ってきたらすぐにランドセルを置いて、ボールとグラブだけ持って外へ。壁に向かって球を投げて、跳ね返ってくる球を捕球する練習を、1時間くらい繰り返したことを覚えています」

週5日程度、この練習を繰り返したといいます。「当時、所属していた少年野球チームの練習が日曜日だけでしたし、投げることがすごく好きだったので」。今でもスローイングに自信を持っており、少し感覚がおかしいと思っても、修正できると言います。「小さい頃の基礎があったから。子どもたちにも小さな積み重ねを大事にしてほしいと思います」。

◆北海道日本ハムファイターズ・ベースボール・アカデミー◆ 未就学児から小学6年生までを対象に、元プロ野球選手がコーチとなり、野球の基礎基本から1人1人にあった技術指導をしてくれる野球スクール。https://www.fighters.co.jp/academy/baseball/