早大・小宮山監督、初陣勝利も早川の「1球」を指摘

東大対早大 2回裏の攻撃前、選手に声をかける早大・小宮山監督(左)(撮影・大野祥一)

<東京6大学野球:早大13-1東大>◇第2週第1日◇20日◇神宮

早大・小宮山悟監督(53)が初陣を飾った。

先発の早川隆久投手(3年=木更津総合)が7回5安打1失点と好投。打線は17安打で13点を奪った。

第1週は試合がなかったため、小宮山監督にとって、この日がリーグ戦最初の指揮だった。初勝利の感想を問われ「特別は。選手がよく頑張ってくれました」と、あまり表情を崩すことなく答えた。

快勝に選手をたたえつつも、反省も求めた。早川については「(7回に)点を取られた、あの1球だけ悔やまれる。もったいない1球でした」と、高めに浮いた球を適時打とされたことを指摘。打線については「雑に見える打撃も、ところどころ見えました。反省しないといけない」と話した。

21日の2回戦に勝てば、勝ち点1を手にする。「全力で東大をつぶしにいきます」と連勝を誓った。