立大・田中誠、昨秋肘不安で未勝利も1年ぶり白星

明大対立大 先発の立大・田中誠(撮影・大野祥一)

<東京6大学野球:明大0-4立大>◇第2週第1日◇20日◇神宮

立大・田中誠投手(4年=大阪桐蔭)が昨春の東大戦以来となる勝ち星を挙げた。2年ぶりの完封勝利に「テンポよく自分のリズムで投げられました」。

昨秋は肘の不安もあって未勝利。オフには、はり治療を受け自ら投球を禁止した。

「しっかり食べてプロテインを飲んで。投げたのは2月からです」。体重は6キロ増の66キロに。球速も130キロ後半になった。「スピードが増した。今日も帰ってから食べないと」と言って引き揚げた。