ソフトバンク初スタメン三森と周東イケる!5点演出

西武対ソフトバンク 5回表ソフトバンク2死一、三塁、右越え3点本塁打を放つ周東(撮影・河野匠)

<西武5-16ソフトバンク>◇22日◇メットライフドーム

ソフトバンクのフレッシュ打線が西武高橋光から6点を奪い4回でKOした。

この日は左太ももに違和感がある釜元に代えて周東佑京外野手(23)を2番左翼で、自打球を当て右足を負傷した高田に代えて高卒3年目の三森大貴内野手(20)を9番二塁で起用。2人ともプロ初スタメンとなった。

3回には三森が右前へプロ初安打。4回には三森が投手前へ高いバウンドの適時内野安打。「追い込まれていたので、何とか前に飛ばしたかった」。周東は投前へスクイズを決めるなど、2人とも5点のビッグイニングに貢献した。

5回には周東が2死一、三塁から右翼席へプロ初安打となる1号3ランを放った。「真っ芯で打つことができました。練習でもあんな打球を打った記憶がないので、自分でもビックリですが、素直にうれしいです」と喜んだ。昨季、今季の2軍戦でも本塁打はなかった。試合前は「うれしいけど吐きそう」と緊張を隠せなかったが、守りでも好プレーを何度も見せた。

今季年俸500万円の三森と3月末に育成から支配下登録され600万円になった周東が、チームに新しい風を吹き込んだ。(金額は推定)