中日が意見書提出へ「塁審がプレー確認せず判定」

5回表ヤクルト1死二塁、上田の二塁飛球で帰塁できなかった雄平へのセーフ判定に抗議する与田監督(撮影・森本幸一)

<中日7-5ヤクルト>◇21日◇ナゴヤドーム

中日が、21日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)での判定に関して22日までにNPBに意見書を提出することを決めた。

5回表1死二塁で、二塁後方の飛球を二塁・堂上が好捕し、二塁ベース上の遊撃・京田に送球して併殺が成立したかに思われた。だが二塁塁審はセーフの判定。ドーム内の大型スクリーンの映像では、二塁塁審は堂上の捕球は確認したものの、送球の瞬間には違う方向を向いていたようにも見えた。与田監督がリクエストを要請し、判定は覆った。二塁塁審は試合後「(二塁を)見てました」と話したものの、加藤球団代表は「二塁塁審がプレーを確認せず判定した、と球団として判断。意見書を出します」と説明した。