ラミレス監督“変則オープナー”実らず5連敗も継続

広島対DeNA 1回裏広島1死一塁、野間峻祥に二塁打を浴びマウンドで声をかけられる国吉佑樹(左)(撮影・栗木一考)

<広島7-4DeNA>◇21日◇マツダスタジアム

DeNAは「オープナー」で、連敗ストップとはならなかった。最速161キロを誇る救援の国吉が先発も1回に4失点。最速は150キロだった。

2番手もリリーフの砂田で1回2失点。メジャーで流行する、救援投手を先発で起用し、2回以降に本来の先発投手に継投する「オープナー」だが、チームは先発の京山を3番手で投入。ラミレス監督が昨年12月から描いていたプランを試したが、連敗は今季最長の5に伸びた。それでも同監督は「中盤以降の投手の計算が立てやすくなる」と今後もオープナーに前向きな考えを示した。