ヤクルト高橋奎二「次こそ役割を」令和で初勝利狙う

令和での初勝利を誓ったヤクルト高橋(撮影・保坂恭子)

ヤクルト高橋奎二投手(21)が、令和初勝利を狙う。2軍で調整していたが、26日に神宮外苑で行われた投手練習に再合流した。令和初戦となる5月1日DeNA戦(横浜)での先発が濃厚で「将来的に、ヤクルトの左のエースになりたい。そのためにもっともっと経験しつつ、平成でやってきた野球人生を令和でいかしたい」と新時代を見据えた。

プロ4年目の今季は、開幕ローテーション入りを果たした。2試合に先発したが未勝利で、14日巨人戦後に出場選手登録を抹消されていた。イースタン・リーグでは21日の日本ハム戦に先発し、8回を被安打3の無失点に抑える好投を見せた。「(1軍での)2試合とも、先発の役割が出来ていない。次こそ役割を果たしたい。気合を入れながら、初心に帰る気持ちでマウンドに立ちたい」と話した。

田畑投手コーチは「令和の怪物になってほしい。投げているボールはいい。フィジカルも強くなっている」と期待を寄せた。