中日笠原が不整脈の症状で登板回避 代役佐藤が先発

中日笠原祥太郎(2019年4月18日撮影)

中日は27日、この日の阪神戦(ナゴヤドーム)に先発予定の笠原祥太郎投手(24)が体調不良のため、登板を回避することを発表した。代わりに佐藤優投手(25)が先発する。

笠原は前日26日にナゴヤ球場で行われた投手指名練習に参加。ブルペンで投球練習や屋内で打撃練習も行っていた。

笠原は今季、プロ入り初の開幕投手を務め4試合2勝0敗、防御率2・75の成績を残している。また佐藤は昨季、ストッパー役を務めるなどブレーク。今季は開幕から中継ぎを務め、6試合1勝、防御率5・40の成績。中日はこの日から12連戦がスタート。先発陣の柱の緊急登板回避は、先発ローテーションの組み替えなどの対応が迫られることになった。

阿波野投手コーチによると、前日の練習後に不整脈の症状が出たという連絡を受け対応。「今後が不安で、心配も多い。足首を痛めるなどとは違い、体のこと。(検査をするなど)乗り越えた方がいい」と同コーチは話した。病院等での検査結果次第で、登録抹消される見通しだ。代役として先発する佐藤には、前日のうちに「先発の準備をして欲しい」と、伝えていることも明かした。