2・11右腕引かれ右肩炎症/中日松坂今季これまで

ウエスタンリーグ中日対阪神の試合前練習、マウンドの傾斜を利用し投球練習をする松坂大輔(撮影・森本幸一)

中日松坂大輔投手(38)が29日、ナゴヤ球場のブルペンで22球の立ち投げでのピッチングを披露した。今季のこれまでの松坂の行動は次の通り。

◆2月1日 2年ぶりの背番号「18」を披露。根尾と初対面し「勘違い」の勧め。

◆同2日 練習後、1時間20分におよぶ単独サイン会。300人と触れ合った。

◆同5日 グリーンカード(米国永住権)申請のため離日。

◆同8日 北谷キャンプに再合流。室内で1人、ダッシュやキャッチボール。サイン会も。

◆同9日 連日の即席サイン会。室内練習場の前で約30分ペンを走らせた。

◆同11日 球団が「数日前、ファンと接触した際に右腕を引かれ、右肩に違和感を覚えているため、しばらくの間ノースロー調整が続く予定」と発表。

◆同12日 午前に沖縄市内の病院で検査。右肩に炎症が見つかり、球団は「炎症が治まるまで、ノースロー調整の予定」と発表。

◆同13日 極秘に沖縄を離れ、関東圏か中部圏の病院で検査、治療を受けた。

◆同14日 球団は15日も検査、治療を継続し「16日朝に報告を受ける」と発表。

◆同16日 沖縄で首脳陣と会談し、キャンプの離脱が決定。

◆同19日 名古屋市内でチームドクターの診察を受け、右肩の炎症で約2週間ノースローで調整を続けると発表。

◆3月2日 右肩の違和感発表後、ネットスローを開始。初めてボールを投げる練習を再開した。

◆同8日 キャッチボールを再開。

◆同22日 引退を表明したマリナーズイチローへコメントを発表。「ただ、できる事ならばもう1度、イチローさんに投げたかったです」。

◆4月1日 元号令和発表。「きれいな響きの言葉だと思って見てました。やっぱり和っていう字はいいな。(日米通算200勝まであと30勝?)そんなに近い気もしていない。一気に2つも3つも増やせない。今年中に少しでも数字に近づきたい」

◆同9日 故障後初めて屋外でのキャッチボール。「もう少し低いライナーで投げられたら、ブルペンも(近い)かな。(今月中に?)そうですね」。

◆同29日 キャッチボール後に、ナゴヤ球場の三塁側ブルペンに立ち22球の投球練習。