ソフトバンク高橋礼、令和へ「チーム勝利貢献」誓う

楽天戦に向け笑顔で調整する高橋礼(撮影・今浪浩三)

令和のスターは君だ! 1日から始まる新元号の時代、ソフトバンクのスター候補は高橋礼投手(23)だ。

2年目の今季初めて先発ローテーション入りし、平成最後の1カ月で4戦4勝。球界では希少なアンダースローとして、新時代を担う投手への期待が高まる。そんな高橋礼に「令和」への思いを語ってもらった。

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-平成最後の3、4月で4戦4勝。どんな1カ月だったか

高橋礼 1年目の昨年にいろんな場面で経験をさせてもらった。それを生かして、どうやったら勝てるかと思っていましたけど、思ったより自分のピッチングができました。想像よりいい結果が出せた。どんな経験を積んでいても、ここで4勝しているというのは想像できなかったですね。

-1日から令和元年。今シーズンをどんな年にしたいか

高橋礼 チームが勝つことに貢献したい。ピッチャーである限りは、どこで出されてもチームに勝ちをもたらすことができるような投球がしたい。先発でも中継ぎでも、そこは関係なく。自分の数字の目標というのはあまりないかな。最低10勝できれば…。シーズンを通してチームの力になりたい。

-「令和」の時代に向けて目標は

高橋礼 令和のアンダースローと言えば高橋礼、と言ってもらえたら最高ですね。山田久志さんら先輩の背中に追いつけるようにという思いでやってきましたが、その気持ちはこれからも変わらないですね。

-令和時代のアンダースローに期待することは

高橋礼 プロで活躍するアンダースローの投手にはもっと出てきてほしい。国際大会でも重宝されますし、昔は「チームに1人ずつはいた」と言われていた。そういう選手が増えていってほしいですね。