ソフトバンク武田「気持ちが強くなり」令和初退場

ソフトバンク対楽天 2回表楽天無死一塁、ゼラス・ウィーラーに頭部に死球を与え危険球退場となる武田(撮影・栗木一考)

<ソフトバンク0-9楽天>◇1日◇ヤフオクドーム

ソフトバンク武田翔太投手が、令和初の危険球退場を喫した。

2回無死一塁、カウント2-2からの5球目、147キロ直球が打者ウィーラーに直撃した。

ヘルメットのつば付近に当たったために、ウィーラーはすぐに起き上がることができたが、1拍を置いてからマウンドの武田に向かいそうになるなど緊迫した空気となった。楽天ベンチからウィーラーを静止しようとコーチ陣が飛び出した。

武田は午後6時21分に危険球退場が宣告されて、わずか26球、1回0/3で降板。「インコースに厳しく投げなければ、という気持ちが強くなりすぎてしまい、ボールが抜けてしまいました。当ててしまったウィーラー選手に本当に申し訳ないです。先発を任されたのに早い回で降板することになってしまい、チームにも申し訳ない」とコメントした。