阪神近本早くも4本塁打、赤星9年で3本/両者比較

阪神対広島 7回裏阪神2死一、二塁、左前打を放つ近本(撮影・前田充)

<阪神0-4広島>◇2日◇甲子園

阪神近本光司外野手(24)が球団新人記録を打ち立てた。

3回に左翼線二塁打を放ち、13試合連続安打。赤星憲広氏と並んでいた阪神新人の連続試合安打記録を塗り替えた。5回に右前打、7回には左前打と今季3度目の猛打賞。打率をリーグ2位の3割4分まで引き上げた。悔しい敗戦で連勝ストップも、令和の虎を担う男が、そのバットで再び勝利を引き寄せてくれるはずだ。

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<近本VS赤星記録比較>

◆本塁打 近本は早くも4本塁打。赤星のプロ9年間での通算3本塁打を超えた。4月11日DeNA戦の1号から同25日DeNA戦での4号まで、わずか半月で抜き去った。

◆固め打ち 今季チーム30試合を消化し、近本は猛打賞3度。赤星は新人だった01年に通算7度記録したが、初の猛打賞は同45試合目だった。

◆盗塁 近本はここまで8盗塁。01年の同時期に、赤星はまだ3個だった。赤星はその後39盗塁を決め、盗塁王を獲得。近本には大幅更新の期待もかかる。