中大、立正大を下し先勝 先発植田は通算2勝 東都

先発の中大・植田(撮影・大野祥一)

<東都大学野球:中大4-2立正大>◇第3週第2日◇2日◇神宮

前日から雨天順延された1回戦は、中大が逃げ切りで先勝した。

リーグ戦初先発の植田健人投手(2年=興国)が、5回1/3、3安打2失点(自責1)に抑え、通算2勝目を挙げた。

植田は5回1死まで1人の走者も出さなかった。5回1死で、立正大・荒原も捕邪飛に打ち取ったはずが、捕手の古賀が落球(失策)。その後、荒原に初安打を打たれ、パーフェクトが途絶えた。6回には、先頭打者が遊撃・中川の失策で出塁。そこから2点を失い、降板した。

前回4月23日の駒大3回戦で、2番手で5回2/3を投げ初勝利を挙げたばかり。翌日に初先発を言われた。古賀の失策で気落ちしたか問われ「ヒットを打たれたので、そうかも知れません」と苦笑交じりに答えた。もっとも「パーフェクトは意識してました。冗談半分で狙っています。でも、そのあと、二盗を刺してくれたので、さすがですね」と、直後に盗塁を防いだ女房役に感謝した。

先発での勝利については「前回(リリーフでの勝利)は、もらった勝利。今日は点を取られたし、他の投手に助けられたけど、自分で0を並べられたのが良かったです」と喜んでいた。