阪神上本が1年ぶり弾「初球から積極的に」

6回裏阪神無死、上本は左越えに同点本塁打を放つ(撮影・上山淳一)

<阪神2-1DeNA>◇3日◇甲子園

5試合ぶりにスタメン起用された阪神上本博紀内野手(32)が、約1年ぶりとなる今季初本塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。

「初球から積極的に打ちにいったことが最高の結果となりました。西が頑張ってくれているので、早く勝ち越せるように頑張ります」

1点を追う6回、この回からマウンドに上がった2番手国吉の初球、147キロ直球を振り抜き、左翼スタンドに突き刺した。

打線はここまで、DeNA先発阪口に5回まで2安打と苦しめられていた。上本の18年5月1日DeNA戦(甲子園)以来となる1発に、満員のスタンドはこの日一番の盛り上がりを見せた。