矢野監督も劇勝に興奮「しびれてました」一問一答

阪神対DeNA 10回裏阪神2死一塁、大山悠輔(中央)は左越えサヨナラ二塁打を放ち矢野燿大監督(左)と藤川球児らと笑顔でタッチを交わす(撮影・奥田泰也)

<阪神2-1DeNA>◇3日◇甲子園

阪神は延長10回2死一塁、大山が中堅フェンス直撃のサヨナラ打を放ち、勝率を5割に戻した。

試合後の矢野燿大監督(50)の談話は以下の通り。

-しびれる幕切れだ

ずっとしびれてましたけど、最後はよく、悠輔(大山)が決めてくれました。

-まさに4番の仕事だ

ここぞっていうところでしっかりした打撃を見せてくれた。興奮しています。

-藤川は危なかったがしのいだ。能見で継投した

そうですね。やっぱりこういう試合は目に見えないというか、打った人だけがヒーローじゃなくてね。梅野もワンバウンドをよく止めています。中継もよくつないでくれたというモノがあってのこういうゲーム。

-代打マルテが打ったところも雰囲気が変わった

うん、まあねえ。それよりもポン(上本)じゃないの? なかなか(先発で)出たり出なかったりで、難しい状況の場面で、打ってくれるのはチームにとってもすごくプラス。マルテも代打で打ってくれたのは、チームにとっても本人にとってもすごくいいこと。マルテもふくらはぎのケガ明け。みんなの力を使いながらやっていくという判断。メンバーが代わって休んだからこそ勝てると、みんな、すごく循環が良くなる。

-9回の藤川起用はジョンソン温存の思惑も

そういう部分もあった。あとは球児や能見がしっかりやってくれる信頼関係のなかで行かせる部分もあった。総合的に判断したなかで、そういう決断をした。