山田哲人四死球は両リーグ最多39個 選球眼に磨き

中日対ヤクルト 1回表ヤクルト無死満塁、山田は先制の左適時2点二塁打を放つ(撮影・前岡正明)

<中日2-7ヤクルト>◇3日◇ナゴヤドーム

▼今季のヤクルト山田哲人内野手は31試合を消化して打率3割1分4厘、7本塁打、21打点、9盗塁。過去にシーズン打率3割は4度あるが、今季と同じチーム31試合時に打率3割以上は16年に次いで2度目。

打点と盗塁も2番目に多く、現在のペースならば最終的には32本塁打、96打点、41盗塁。4度目のトリプルスリーを十分に狙える山田哲だが、今季は四球もしっかり選んでいる。

四死球が両リーグ最多の39個(37四球、2死球で敬遠は1個だけ)あり、現在の出塁率が4割9分7厘。四死球は179個ペースと、ボールに手を出さなくなり、スロースターターの山田哲が春先から好成績をマークしている。