「野球はツーアウトから」/矢野監督

阪神対中日 2回裏阪神1死一塁、マルテの左越え2点本塁打にベンチでガッツポーズを見せる矢野監督(撮影・加藤哉)

<阪神7-3中日>◇10日◇甲子園

阪神西勇輝が7回3失点で、4月14日の中日戦以来となる今季3勝目を挙げた。

チームは昨年5月8日以来の貯金3。巨人に大敗したヤクルトと並んで今季初の2位に浮上した。

矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

 

-5回は木浪の適時打

中押しがないとムードというか流れがこっちに来ない。リュウ(梅野)がよく送ってくれて聖也(木浪)がしっかり打ってくれた。

-西の投球はどうか

いつも通り、西らしくテンポ良く、球数も少なく。相手もどんどん打ってきているなかでも丁寧に行くところは行って、大胆に行くところは行って。本当に西らしい投球。

-8回も続投の準備

ピンチも何回か作っていた。球数よりも、ちょっと疲れも出はじめているところで(継投を)決断した。

-今季最多の貯金3だ

明日もメッセンジャーがいい投球をして、またみんなで打って、ワイワイできるゲームをしていきたい。

-西は2回のビシエドの打席で足を気にしていた

現状はそんなに心配はしていないというか、大丈夫かなと思ってるんだけど。

-2回、西の打席は2死で三振でもいいケースだ

「野球はツーアウトから」と言われる。俺も捕手ですごく言い聞かせている。野球は、一番例を出すけど「2死走者なし、投手」って、計算してないから分からないけど、9割以上の確率でそのイニングはゼロで終わるところだよね。それが一番怖いのは俺も現役時代から痛いほど分かっている。逆にウチはそういう攻撃をできた。