巨人スカウト会議、1位候補に佐々木、奥川ら10人

大船渡・佐々木(2019年5月3日撮影)

巨人は10日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を開き、最速163キロ右腕の大船渡(岩手)佐々木朗希投手(3年)ら、今秋ドラフト1位候補約10選手をリストアップした。長谷川スカウト部長は「佐々木君、(星稜)奥川君は高校生というだけではなくて、どれぐらいのスパンで1軍のマウンドに上がれるのか興味を持ってもいい選手だと思います」と高評価。1位候補は佐々木、奥川ら投手を中心に挙げ、現段階で順位付けはしていないという。複数球団の1位競合が確実な佐々木については「評価していない人はいない。あのポテンシャルの高さと身長、考えた時には、当然(評価が)高くなるのは当たり前」と徹底マークを続けていく。

スピードを抑えながら投げる佐々木の現状もチェック。「今1軍でパッと1日だけ投げても、バッターはやすやすと打てないと思いますけど、最初から1軍でずっとローテーションとは考えてないというのはみんなの意見でした」と話した。全体では候補選手約160人をリストアップした。