西武山川が日本人最速100号、OB秋山幸二超えた

日本ハム対西武 3回表西武1死二塁、左越えに通算100号の2点本塁打を放ちボードを掲げる山川(撮影・黒川智章)

<日本ハム3-6西武>◇12日◇札幌ドーム

西武山川穂高内野手が日本人最速での通算100号本塁打を達成した。3回1死二塁、バーベイトの147キロの直球を完璧にとらえ、左翼スタンド最上段へ、14号特大140メートル弾を運んだ。

321試合目での達成は、球団OBでもある秋山幸二の351試合を大きく塗り替える日本人最速となった。山川は「母の日に記念のホームランが打ててよかったです。今後もチームの勝ちにつながるホームランを打ちます!」と高らかに宣言した。

外国人選手を含めた史上最速はブライアント(近鉄)の246試合。2位はカブレラ(西武)の247試合、3位はソレイタ(日本ハム)の303試合。山川の321試合は6位タイにランクインする。

通算100号はプロ野球291人目。