楽天岸「足も不安なく」最速147キロ復帰に期待

楽天対西武 力投する楽天岸(撮影・野上伸悟)

<イースタン・リーグ:楽天3-0西武>◇17日◇ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉

左もも裏の違和感で2軍調整中だった楽天岸孝之(34)が先発し、7回83球を投げ無失点、被安打2、7奪三振と順調な回復ぶりを見せた。

岸は3月29日のロッテ戦で開幕投手を務めながら、5回途中で緊急降板。12日のイースタン・リーグ日本ハム戦で故障後初の実戦登板を果たし、この日が2戦目だった。

最速は147キロで、カーブ、チェンジアップ、スライダーなどをまじえ、力の違いを見せつけた。「全部の球をコントロールできていたのかなと思う。力を入れた状態で投げられたのが大きい。足も不安なく投げることができた」と納得の表情だった。今月中の1軍復帰に期待がかかるが「明日の体の状況がどうなっているかにもよるので、先のことは分かりません」と話した。