慶大首位対決連敗で自力V消滅 10安打も拙攻泣く

慶大対明大 2回裏明大2死満塁、満塁本塁打を放った竹田(後方)はガッツポーズ。投手佐藤(撮影・山崎安昭)

<東京6大学野球:明大4-2慶大>◇第6週第2日◇19日◇神宮

慶大は首位対決に連敗して自力優勝が消えた。明大の3安打に対し、10安打しながら、相手投手のひと振りにやられた。

大久保秀昭監督(49)は、4回に1点を返し、なお1死二、三塁の好機を生かせなかったことを悔やんだ。「あそこでもう1点詰めておけば」。終盤攻め続けただけに痛い逸機だった。「でもこれが野球なんで。選手は一生懸命やってくれた。僕が悪い」と自らを責めた。