中大5連勝締めに手応え 清水監督「秋につながる」

中大の1年生コンビ、森下(左)と北村(撮影・古川真弥)

<東都大学野球:中大6-2立正大>◇第3週第4日◇24日◇神宮

未消化だった立正大-中大3回戦が行われ、今春リーグ戦を終えた。勝った中大は勝ち点4とし、2季連続最下位から2位へと上昇した。表彰選手では、完全優勝を果たした東洋大のエース村上頌樹(しょうき)投手(3年=智弁学園)が最高殊勲選手、最優秀投手、ベストナイン投手の3部門に満票で選ばれた。6位駒大は、6月17日から2部首位との入れ替え戦に臨む。

最終戦を11安打6得点で快勝した中大・清水達也監督(54)は「勝って終わりたかった。勝ち点4。秋につながる」と手応えを口にした。1年生の森下翔太外野手を初めて4番で起用。「将来的には(4番を)打って欲しい」と経験を積ませた。昨年は春秋続けて入れ替え戦を経験。低迷が続いた。今春も優勝した東洋大に連敗スタートだったが、徐々に投打がかみあい、最後は5連勝で終えた。