オリックス成瀬、好投も1051日ぶり白星はお預け

楽天対オリックス 力投するオリックス先発の成瀬(撮影・足立雅史)

<楽天-オリックス>◇25日◇楽天生命パーク

オリックス成瀬善久投手(33)が6回途中3安打1失点で降板した。移籍後2度目の先発。直球の最速は132キロながら、スライダーやチェンジアップを低めに制球し、3回まで楽天打線を完全に封じた。

両チーム無得点で迎えた4回2死走者なしから浅村に左中間への先制ソロを被弾。6回に2死一、二塁のピンチを招いたところでマウンドを降り、2番手の比嘉がこの回を無失点で切り抜けた。打線の援護なく、ヤクルト時代の16年7月8日中日戦以来1051日ぶりの白星を挙げることはできなかった。

成瀬は「前回登板が良くなかったので、今日は自分らしい投球が出来るようにと心掛けていました。先発として最低限の仕事は出来たと思います。ただ、調子自体は良かったですし、4回のホームランはなんとか防ぎたかったです」とコメントした。