中日松坂の28日実戦復帰が内定「体は問題ない」

松坂大輔

中日松坂大輔投手(38)の実戦復帰が、28日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(タマホームスタジアム筑後)に内定した。

基本的には先発1イニングで、球数次第で2イニングを投げる可能性もある。2軍首脳陣からの報告を受けた阿波野投手コーチは「その予定で進めています。順調? そのようにとらえています」と実戦登板のメドが立ったことを認めた。体調に問題がなければ28日、昨年9月13日阪神戦(甲子園)以来のマウンドに立つ。

松坂は春季キャンプ序盤にファンとの接触をきっかけに右肩に炎症を起こし、戦列を離脱中。今月に入って打者に対する投球を再開し、19日にまず打撃投手、23日に井領らを相手に実戦を想定した打撃投手を務めた。松坂は「実戦に近い気持ちで投げました」と感覚的に前進したことを明かし、見守った門倉2軍投手コーチも「早くゲームで投げる姿を見たいというか、そういうふうに思わせる投球だった」と実戦近しをにおわせていた。

懸念材料は体調だったが、24日に一夜明けの状態を確認。「体は問題ないです」(松坂)と異変がないことが確認され、実戦登板に踏み切ることになった。