ソフトバンク二保は収穫1敗 勇退恩師に恩返し投球

オリックス対ソフトバンク ソフトバンク先発二保旭(撮影・上山淳一)

<オリックス3-1ソフトバンク>◇28日◇京セラドーム大阪

ソフトバンク二保旭投手が7年ぶりの先発で、敗戦投手ながら4回1失点と試合をつくった。

「相手の山本君がいい投手なので、何とか粘りたかった。的を絞らせないように投げた。自分の持ち味は出せた」。内角をグイグイ突く強気の投球で68球、4回を投げた。

九州国際大付時代の恩師でこの春勇退した埼玉栄・若生正広元監督に「少しでも恩返ししたい」と話していたが、今季初登板で健在な姿を見せた。