原監督「最後はちょっと池田に荷が重かったかな」

阪神対巨人 12回表、選手交代を告げた後、ベンチに戻る原監督(撮影・狩俣裕三)

<阪神8-4巨人>◇29日◇甲子園

巨人が、延長12回にサヨナラ満塁本塁打を浴び、3位に転落した。

4-4で迎えた延長12回、7番手の桜井俊貴投手(25)が1死から福留に四球、梅野の安打で一、二塁とされ、今季初登板の池田駿投手(26)にスイッチ。フルカウントから木浪を四球で歩かせ、代打高山に2ボールから右翼席に飛び込む満塁本塁打を浴びた。

原辰徳監督(60)は「粘って、粘ってだけどね。最後はちょっと池田に荷が重かったかな。彼は経験値のある投手、というところでしたけどね。こういう緊張感のあるゲームの中で、いかに度胸を据えて野球ができるか。見極めるという点ではいいところも出ているし、弱いところも出ているところが、今後の部分でしょうね」と振り返った。