広島緒方監督、失点の中崎に「流動的に」/一問一答

広島対阪神 9回交代を告げる緒方孝市監督(左)(撮影・奥田泰也)

<広島2-1阪神>◇31日◇マツダスタジアム

広島が延長11回に野間が決勝打を放ち、今季5度目のサヨナラ勝利で4連勝。5月は20勝4敗1分けで、月間20勝と貯金16のダブル球団新記録を達成した。緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。

-最後は野間選手が決めた

緒方監督 こうやって接戦をものにできたことは非常に大きい。投手も野手も最後の最後まで頑張ってくれて、2アウトからサヨナラ。勝ちをもぎ取った。上本も磯村も、最後に打った野間も執念というか食らい付いていった中でよくバットに当ててくれた。いい打ち方をしたね、最後は。

-先発床田も好投

緒方監督 良かったよ。ここ2、3試合状態が悪かったのでちょっと考えるところはあったけど、今日の投球を見たところ、問題はなかった。

-一方で抑え中崎がピリッとしない

緒方監督 状態がちょっと悪いのが続いているからね。彼の力なくしてシーズンを戦うことはできない。状態を見極めるところも見極めなくちゃいけないと思う。ただ彼もずっと連投で来ているし、チームとしてそのへんの疲労を取ってあげる処置をすることもある。すぐに(抑えを)代えるとかはない。ただ、流動的にはやっていく時期。これから交流戦も入って6連戦が続くのでね。そこらへんはこちらが考えて、本人とも話をして。すぐにどうのこうのとは今は考えていない。

-5月の月間勝利が20勝となった

緒方監督 1戦1戦の積み重ねだから。今日もファンの人が久々地元に帰ってきて、最後もほとんど帰っていないでしょ。みんなが最後の最後まで応援をくれて、それが本当に力になった。ファンの方の声援に感謝。今日の1勝があったと思います。また明日。